「自転車が欲しいけど、選び方がわからない・・・」
「値段も高いなぁ・・・」
「自転車屋さんに行っても、何を聞いたらいいかわからない・・・」
と思った経験はありませんか?
【ロードバイクの特徴】
・細めのタイヤにドロップハンドル
ロードバイクは舗装路用として一番スピードが出せる自転車。前傾姿勢が取れるドロップハンドルや700×23のタイヤサイズに代表される細めのタイヤを基本仕様としています。
ギア変速の数は、クロスバイクと同様に20段前後を搭載しており、よりスピードが出せる重めのギアを中心に配置されています。車体は軽量に出来ており、スピードだけでなく登り坂や長距離の走行も他の自転車より優れています。
・超軽量カーボンフレームなども
ロードバイクの中級グレード以上はフレーム素材に「カーボン」を使用し、さらなる軽量化を実現しています。カーボンフレームはカーボン繊維に樹脂を配合し成型させたフレーム。金属では無いため大幅に軽量化することができます。
またアルミ素材を使ったフレームも多く存在します。アルミはカーボンよりもコストの面で有利に働くため、価格帯がお手軽なエントリーモデルに多く使用される素材です。
・ロードバイクの価格
価格は7万円ぐらいからスタートし、プロのロードレース選手が使用しているハイエンドのロードバイクは100万円以上するものもあります。
例えば10万前後のロードバイクはエントリー用に位置づけられるため、アルミフレームのモデルが多くなっています。コンポーネントと呼ばれるギアやチェーン、ブレーキなどのパーツもコストを考えた価格を抑えたモデルが使用されます。
カーボンフレームを採用したフレームは、20万前後から登場しコンポーネントもグレードアップされる傾向があります。100万円以上するモデルは最高級のカーボンとコンポーネントが組み合わされたモデルとなるわけです。
【ロードバイクの魅力と楽しみ方】
「通勤、通学に使いたい」
「休みの日にサイクリングをしたい」
「ロードバイクで遠くに行ってみたい」
ロードバイクの楽しみ方、使い方はさまざま。
あなたはロードバイクをどういう風に楽しみますか?
買う前に少しイメージしてみましょう!
・休日のサイクリング
休日にサイクリングをするのが、手軽にロードバイクを楽しむ方法。
購入直後でハンドル操作に不安な場合は、自動車の交通量が少ないところか、自動車が来ないサイクリングロードがあるとより安全に楽しめます。
・友達や恋人、仲間とサイクリング
日帰り、もしくは泊りがけで自転車旅をするのもロードバイクのひとつの楽しみ。
友達や恋人とロングライドもおすすめです。
電車や車で行くところにロードバイクで行けたときの達成感を共有するすることもでき、ロードバイクがより楽しくなるはずです。
どれくらいの距離をロングライドと言うのか?その人の体力や脚力で変わってきますが、1日に約100km~300kmを走るのがロングライドと言われています。100km以上走ると景色も大きく変わり、きれいな空気や自然を感じながら走れることでしょう。
また、峠や長い登りを果敢に駆け上がるヒルクライムも楽しめます。車に積載して目的地から乗り始めたり、電車に自転車を持ち込み現地まで移動する輪行という楽しみ方もあります。
・自転車レースに参加
順位やタイムを競い合うイベントに参加するのもオススメ。
それには日々のトレーニングが大事になってきますが、ロードバイクを購入したら1度は経験してみても損はありません。
ロードバイク仲間を増やすためにも自転車レースは出会いの場にもなりおすすめです。
春から秋の自転車シーズンは各地でイベントが開催されているので、自転車仲間と一緒に定期的に参加するのもありです。
・健康維持やダイエット
ロードバイクはハードなトレーニングにも向いています。自転車はランニングより関節に負担をかけにくいと言われているのでダイエットにもおすすめです。
【ロードバイクの選び方】
ロードバイクを選ぶときは、3つのポイント(用途、フレームの素材、コンポのグレード)を押さえておきましょう。
また、上記の3つのポイントに加えて購入場所も考えておくとよいでしょう。
【用途別に選ぶ】
まずはどういう用途でロードバイクに乗るかをイメージしてみましょう。どういった用途でロードバイクに乗るかを考えておくと、どこまで高スペックなものが必要になるかわかります。
ポイントは「走行距離」と「スピード」です!
・10㎞ぐらいのサイクリング、通勤や通学
10~20km程度の通勤・通学、サイクリングに使用を考えている場合
乗っている時間でいうと大体1時間くらいが目安。
そうであれば、10万円程度の安価なエントリーモデルでも十分。
エントリーモデルでも、ママチャリと比べたら「同じ乗り物とは思えない!」と感じるはずです。
・50㎞以上のロングライド
50km~100kmのような比較的長距離も走りたいと考えているなら、コンポーネント(コンポ)に注目して選んでいくと良いでしょう。
「ディレイラー(変速機)、ブレーキや変速のレバー、ボトムブラケット、ギア」などのパーツをまとめてコンポと呼ばれるものです。
おすすめのコンポーネントメーカーはシマノ製の105です。
長距離を視野に入れた乗り方でポピュラーなコンポーネントです。
飛行機の座席(エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラス)でいうと、ビジネスクラスというイメージです。
最高に良い(ファーストクラス)わけではないものの、多くの人からすると十分満足できるレベルでしょう。
ロードバイクを探すときに105が付いているのかを合わせてチェックしてみると良いと思います。
・自転車のイベントやレースに参加
イベントやレースは順位やタイムを競うことが多々あります。
ロードバイクの性能がその結果や達成感を大きく左右します。
そこで重要なのが、前述のコンポーネントの性能に加え、カーボンフレームをはじめとした、軽量なフレームを選ぶことです。
カーボンを選ぶことで、登りが楽になったり、平坦の速度が上がったりなど乗り手に大きなメリットをもたらします。
レースを視野に入れたロードバイクはほとんどがカーボン製です。
【フレームの素材】
・クロモリ
「クロモリとはクロムモリブテン鋼の略で、言い換えればスチール(鉄)鋼です。
強度があり長持ちする素材のため、長らくスポーツ自転車のメイン素材として使われてきました。衝撃を吸収しやすく、乗り心地は柔らかいです。
後述のアルミやカーボンよりも重量がかさんでしまうため、時代とともに主役の座から離れていきました。」
・アルミ
「アルミはクロモリに代わり、自転車フレーム素材の主役を奪った存在です。クロモリよりも軽量で、なおかつ錆びることのない素材は、あっという間に各メーカーが採用し定着していきました。
ロードバイクのエントリーモデルには欠かせない素材です。クロモリよりも硬く、衝撃を吸収しづらいのがデメリット。」
・カーボン
クロモリやアルミと違って金属ではないため重量が劇的に軽くなるのが一番のメリット。
ただし、高価なので予算が上がってしまいます。。。
中には100万円を超えるものも・・・なかなか信じられないですよね(汗)
カーボンのロードバイクだと、最低価格がクロモリやアルミよりも上がってしまいます。
予算が許すならカーボンも選択肢に入ってきますが、予算が10~20万円であればクロモリかアルミのどちらかを選ぶことになるかと思います。
・本格的に乗るならビンディングシューズ
ペダルにはフラットペダルともう一つ、「ビンディングシューズ」があります。ビンディングペダルはスキー板とブーツを固定するビンディングシステムを応用したペダルで、足とペダルが固定される仕組みです。さらにビンディンペダルを使用するには、それに対応したサイクルシューズも必要になります。
シューズがペダルに固定されることで、フラットペダルよりも漕ぐ方向に力を集中できます。さらに固定されていることで「引き足」と言われる引っ張る力も利用できるためスピードアップや疲労の蓄積を抑え長時間こぐことができます。レースやロングライドには必須なアイテムです。
★初心者編!「ロードバイクを買ったら揃えたいアイテム」おすすめカスタム!
・安くて高品質なロードバイクを選ぶ方法
ロードバイクの賢い購入の仕方のひとつに、型落ちやアウトレットのモデルを選ぶことです。
あるロードバイクがカラー変更や仕様変更され新たにがリリースされると、今までのモデルは型落ち扱いになります。
型落ちモデルは定価よりも安くされることが多く、そこが狙い目なのです。
しかしデメリットとしては最新の素材や部品ではないケースが多いです。