「ママチャリで琵琶湖一周!200㎞の一人旅」(地獄)

8月の中頃、時間は夜中の2時、外はもちろん真っ暗で人の気配もしない、たまに車が通るぐらい、そんな時間に京都を出発しました。

普段から自転車はよく乗る方なので無心でペダルさえ回し続ければ嫌でもそのうち琵琶湖一周を達成して京都まで帰れると思ってました。

しかしかなり早い段階で心が折れかけました。
それは京都から滋賀に入るまでの道のりで、山を一つ越えなければなりません
しかもホームセンターで8000円ぐらいで購入したママチャリで、、、

最初はなんとか立ち漕ぎでゆっくり登れていたのですが途中で諦めて一旦自転車を止めて縁石に座り込みました(泣)

「琵琶湖一周はやめて、琵琶湖にたどり着いたらゴールにしよう」と目標を変更してなんとか山を越えました。

がしかし、琵琶湖に着いた途端かなり涼しく、道もほとんど平坦で
快適に自転車を漕ぐことができたので「せっかくここまで来たんやし一周しよう!」とまた目標を変更し一周することに、

50㎞地点ぐらいで太ももに異変
100㎞地点ぐらいでお尻に異変
140㎞地点で腕にも異変
立ち漕ぎをする時にハンドルを強く握り、引き寄せるように腕を使っていたので。

180㎞地点で意識朦朧
おそらく、早く一周したいという思いから休憩を減らしすぎたため。
自転車を捨てて電車で帰ろうかという考えが頭を何度もよぎりました

とにかくコンビニでこまめに休憩をとり、エネルギーになりそうなものを食べまくり飲みまくる
そしてちょっとでも早くゴールしたかったので休憩はこまめにとるが短めにしてすぐに出発、それを繰り返す

疲れすぎて道を間違え大幅にタイムロス
まさかの大雨で全身びしょびしょスケスケ変態状態
そのあと灼熱の快晴になり、びしょびしょだった体と服が一瞬で乾き、猛烈な陽射しで皮膚がヒリッヒリに

そんなこんなで琵琶湖一周を無事終え、京都にたどり着きました

京都の見慣れた町並みにかえってきた時の達成感は忘れられません、が
同時に「もう2度と琵琶湖一周はしない!」と決めました笑

家に帰宅し速攻でシャワーを浴びて倒れこみ気絶するように爆睡しました。

次の日の筋肉痛は、手すりなしでは階段を登れないレベルでした。
ちなみに太もも全体とお尻がいつ爆発してもおかしくないぐらいの痛みです笑

【走行時間】

15時間ぐらい

【実際ママチャリで走ってみて大事だと思ったこと】

前半走るペースを上げ過ぎると結果的に、一周にかかる時間が長くなってしまう
⬇︎
(理由)ペダルに力を入れてグイグイ回すようなペダリングをしていると筋肉にどんどん疲労がたまって 後半足が動かなくなります、若干軽めのギアでパワフルにペダルを踏まないように早めの回転を意識して漕ぐことができればOK!

 

余裕があるうちに水分補給とエネルギー補給
⬇︎
(理由)余裕があるうちにというのは、しんどくなる前にということで
ガソリンが切れる前に補充するイメージです。
一度でもガソリンがきれてしまうとそこからずっと体調不良の状態で走行しないといけません、琵琶湖一周中に体調不良になるとおそらくエネルギー補給をどんなにしようが治りません、ドリンクに関しても喉が乾く前に水分補給をするのが大事です。


この一年後に
ロードバイクで琵琶湖一周しましたが、5時間も早く家に帰ってこれました笑

ちなみにその時の装備は、
・リュックは背負わずサドルバック
(中身はチューブ、タイヤレバー、携帯ポンプ(小さい空気入れ)、財布、携帯電話、ティシュなど)

ボトル二本をボトルケージ

フロントライトリアライト

・サイクルジャージにヘルメットとアイウェア

ビンディングシューズ

サイコン(サイクルコンピューター)


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